インドアアーチェリー
インドアアーチェリーラウンド

インドアアーチェリーラウンドは体育館などの屋内で行われる競技です。アウトドア同様、弓の形状によってリカーブ部門とコンパウンド部門とに分かれます。

競技について

リカーブ部門、コンパウンド部門共18mの距離から制限時間2分以内に3射ずつ射ち、これを10回繰り返します(計60射)。この競技を18mラウンドと言います。ちなみにインドアの発祥はアメリカで、18mという半端な距離は20ヤードをメートルに換算した時の置き土産です。

標的はアウトドアと同じく5色の色環帯(中心から、黄、赤、青、黒、白色)で構成され、これがさらに2個ずつの得点帯に分割され、直径4cmの中心円が10点、外に向かって1点ずつ少なくなり、最外側の得点帯が1点になります。但し、コンパウンド部門では直径4cmの内側にさらに小さい直径2cmの得点帯がありこの部分のみが10点になります。

全日本選手権や世界選手権では、5点以下の部分を取り除いた標的を縦に3つ並べた的紙(縦三つ目標的)を使用します。選手は3本の矢を3つの標的に1本ずつ射たなければならず、1つの標的に2本の矢が刺さってしまうと低い方の得点だけが得点となり、高い方の矢の得点が0点になります。

アウトドアと同じく、全日本選手権や世界選手権など大きな大会では18mラウンドを予選ラウンドとして個人戦や団体戦の決勝ラウンドがトーナメント方式で行われます。決勝ラウンドの競技方法はリカーブ部門、コンパウンド部門ともアウトドアと同様に行われます。

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